型締力/型開力/型開閉ストローク
プラスチック加工機械用語において、用語の分類の中で、”(b)射出成形機”に分類されている用語のうち、『型締力』、『型開力』、『型開閉ストローク』のJIS規格における定義その他について。
プラスチックを成形加工するプラスチック加工機械のうち、射出成形機、ブロー成形機、押出成形機について、主としてカタログや仕様書などに用いる用語やその定義について規定しているプラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)において、用語分類の ”(b)射出成形機”に分類されているプラスチック加工機械用語には、以下の、『型締力』、『型開力』、『型開閉ストローク』などの用語が定義されています。
プラスチック加工機械-用語(JIS B 8650)
⇒【(b)射出成形機 】
分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機
番号: 234
用語: 型締力
定義:
充てん時の成形材料の圧力に抵抗して、金型を閉じておくために金型に加える力。
単位:
kN
対応英語(参考):
mould clamping force
分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機
番号: 235
用語: 型開力
定義:
成形品を金型(※1)から離型させるために金型を開く力。
単位:
kN
対応英語(参考):
mould opening force
分類: プラスチック加工機械用語 > (b)射出成形機
番号: 236
用語: 型開閉ストローク
定義:
成形品を取り出すために金型を開く可動盤(※2)の移動距離。
単位:
mm
対応英語(参考):
mould opening stroke
(※1)
射出成形機における金型とは、成形材料を一定の形状に成形するための金属製の型のことです。
(※2)
可動盤とは、金型の可動側を取り付ける取付盤のことです。
金型の固定側を取り付ける取付盤のことは、固定盤といいます。
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